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言葉の持つ力

2013年5月29日

職場の同僚に朝廊下で出会ったときに
挨拶をしたのだが返事が返ってこなかった。と悩む人に
「きっと何か理由があったのよ・・・」と言われるのと
「きっと何か事情があったのよ・・・」と言われるのでは
受け取り方にどのような違いがありますか?

ゴールデンウィークにジョセフ・オコナー氏の
NLPマスタープラクティショナーを受講しました。
その時に実施した「前提」のワークでのことです。
彼女はその言葉をじっくりと考えた後
「理由と言われると気持ちがひくかも・・・」
と言いました。

言う側としてはあまり深い意味がなく
「悪気はなかったんじゃない」と言う意味で使った言葉ですが
受け取る側としてはその「理由」の中に
負の要素を見出してしまったようです。
そしてその負の要素に影響を受けて「気持ちがひく」と言う
表現になったのです。
勿論、全ての人がそう受け取るということではありません。

しかし言葉には時として前提が含まれることがあり
それに影響を受けていることは多いようです。
例えば、先日こんな会話がありました。
友人Aの言葉「今日はきれいにしているね」
友人Bの言葉「え!いつもはきたない?」
これはジョークとして笑顔でのやり取りでしたが
「今日は~」と言った瞬間「いつもは違う」と言う前提が
含まれてしまうということです。
そしてその前提の方を受け取ってしまって嫌な気分になっていることも
あるかもしれません。

同時に、自分自身も無意識に前提が含まれた言葉を使い
相手を不快にさせてしまうなんてこともあるかもしれませんね。
改めて自分の使う言葉の影響力に気づいた時間でした。

実はその前提も、上手に使えばコミュニケーションを
スムーズにしてくれるちょっとしたツールになるのです。

具体的な使い方はまた別の機会に改めてお伝えしますね。

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