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弁解をしない

2008年9月14日

中学生のとき、担任の先生が「弁解はしちゃいけない」
と私達によく言っていました。

ある日、生徒会長をやっている同級生のKさんが
生徒会で学生達の質問に答えていたときのことです。
「サッカー部を作るって言っていたけどそれはどうなったのか?!」
生徒の厳しい追及に対してKさんは一瞬何かを言おうとしました。
しかしその瞬間、言おうとした言葉を飲み込みただひと言
「申し訳ありません」と言って頭を下げました。
その後暫く生徒たちの追及の言葉が続いたのですが
Kさんはひと言の弁解もせず、甘んじてそれを受けていました。

Kさんは決して何もしなかったわけではありません。
それは同じクラスの私達にはよく分かっていました。
しかし、きっと担任の先生がいつも言っていた「弁解はするな」
と言う言葉を思い出したのでしょう。
結果的にサッカー部を作ることが出来なかった。
そのことを真摯に受け止めて、一切の弁解をしなかったのでしょう。
同級生ながらそのときのKさんをカッコいい!と思ったのは
私だけではなかったと思います。

最近、そんなことをふと思い出したのですが
私の周りにも、本当に潔く「申し訳なかった!」と誤れる人とそうでない人がいます。
事情はともあれ、結果、相手に迷惑をかけてしまったり
何か行き違いがあったことに対して
本当に潔く謝罪するその人の姿を見るたびに、なんて清々しいのだろうと思います。
そんな人は、きまってお互いにとても良い形で物事が収まっているのです。

さて、私はと振り返ってみると、まだまだ反省の余地はあるかもしれません。


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